Riceさんが火曜にこれからのアメリカの外交政策についての公聴会を開きました。その内容を
ワシントンポスト
と
フォックスで比較してみます。
ライスさんの声明の内容としては、アメリカのこれからの外交政策としてまずは同盟国との間の連携を強め、アメリカの役割としては世界をより安全にし、民主主義を全世界に広めるために外交していくというもの。イラン、北朝鮮、パレスチナ、アラブ諸国などがこれからの対象。イラク戦争については、もしイラクがフセイン政権の下で大量破壊兵器を所持していたとしたらアメリカのしたことは間違いではなかったといい、民主党員の大量破壊兵器は見つかってないではないかという発言には、イラク国民をフセイン圧政から解放するために正しいことをしたと主張。ただ、ブッシュ政権の決定のうちいくつかは間違いがあったともいっていたがそこはあまり言及されていなかった。これからはどうイラクに民主主義を広めて行くか、その方法と手段が注目されます。
ワシントンポストとフォックスユースでもあまり違いはなかった。ライスさんの声明の引用もほぼ同じで、民主党員の反論も同時に書かれていた。ライスさんはブッシュ大統領の意見にゴム印を押すだけだと非難されていますが、この声明にも彼女自身の意見が反映されているのかどうか。この声明で気にかかることは、アメリカがリーダシップをとって、世界に平和を~!と主張しているところがアメリカらしいというか、フセイン政権を倒した後での現在のイラクの情勢を見ながらも間違いはなかったといえるところがすごい・・・と思った。