foxnewsに
~歴史的に見て、大統領の二期目はうまくいかない。~という記事がありました。専門家は、最近の大統領は二期目は必ず苦境に陥ると分析し、ニクソンやレーガン、クリントンなどの例を挙げていました。
確かに、ブッシュ大統領は外交ではイラク問題の泥沼化や中東和平、内政では社会保障、税制改革など、様々な問題を抱えています。それだけに、二期目に対する国民や世界からの注目は大きいです。
今までの例やブッシュ大統領が抱えている諸問題を考えると、ブッシュ大統領の二期目もかなり苦しい展開が予想されるのではないかという印象をこの記事から受けますが、記事の最後には「昨年末にアラファト議長が亡くなったことがブッシュ大統領に、中東で強力な役割を担うチャンスを与えた。」と言っています。けれどもそのことは同時に中東に大きすぎる力を持ってくるともいっていました。
これと比較できる記事というは難しいのですが、16日付のワシントンポストの一面に、ブッシュ大統領とワシントンポストの記者との対談が載っていたので、貼り付けます。
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再選がイラク戦争の正当化
この記事はとても読み応えがあると思います。(長いし・・・)ブッシュ大統領は昨年の選挙がブッシュ政権の説明責任に関する審判だったと言って、対イラク政策についてアメリカ国民は異なる評価を聞き、2人の候補を見て、私を選んだと語っていました。確かに、昨年の選挙は、終わってみると、「ブッシュを選ぶか、ケリーを選ぶか」というより「ブッシュについて行くか、行かないか(嫌いか)」というような感じだったように思えます。(個人的にケリーさんがいまいちカリスマ性なしだったから)結果的にブッシュ大統領が再選を果たしたわけですが、そのことがイラク戦争の正当性を証明したとは考えにくいと思います。ブッシュ大統領は今後、イラク国民はアメリカが導く「自由」と「民主主義」にかならずついてくると自信を持っているようです。他にも社会保障についても語っていました。